広島のぷくっとした食いしん坊のおいしい日々です


by hirfi
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台風がきたぞ~! <台風19号の長い長い思い出>

台風がきたぞぉ!!!

台風ホットライン開設
路面電車も全面ストップ

今年はよく台風が来るけど、今回の16号は中でも大きくて激しいみたい。
しかも、まもなく広島を直撃する予定・・・ 今ちょうど山口の防府のあたりにいるようです。

今日 本当は月末処理に行っていた得意先の会社でも、会社を4時で閉めるから帰ってくれと言われてしまいました。

とは言え、台風19号の時にはとんでもなく怖い思いをしたので、ボクもあまり遅くまでいたくはなかったのです。

そう 台風19号の時はひどい目にあいました・・・遠い目・・・

当時 牛田新町のコンピュータ会社でパソコン教室を担当していたボクは、通勤と営業用にハイラックスサーフを使っていました。
で 夕方6時を過ぎて段々風がひどくなってきていたので帰ろうとしていたのだけれど、ちょっと困ったちゃんだった営業事務の女の子が、そんなひどい天気の中 原チャリで帰るというのです! (>_<)

仕方なくボクが送ってあげるから帰ろうと言ったのだけど、これがまた「もうちょっとなんです」と言ってなかなか帰ろうとしないのね。

散々急がせて帰路についたのが7時前、基町アパートの彼女の棟の前に降ろした時には既に街路樹の枝が何本か折れて道路に転がっているような状況です。

かなりヤバイと感じて、そこからの帰りを急ごうとしたけれど、大通りはどこも大渋滞。
あちこち横道を通ってなんとか国道2号線までたどり着き、信号で右折合流して渋滞の中に入った途端に、後ろの方からパパパパッと何かが走って・・・気がついたらあたり一面停電して真っ暗になっていたのでした。

危機一髪、あと5分遅かったら国道の流れに永遠に乗ることができなかっただろうなと、ほっと胸をなでおろし、ここから先はのんびり帰るしかないかな、でも周囲に仲間がたくさんいるからちょっと心強い・・・と思っているとまもなく、次の事件が起きました!

ボクのハイラックスサーフの前には広電の路線バスがいたのだけど、何かが後ろからすごいスピードで飛んできて、バスの背中の窓のところにバーンとたたきつけられて、バタバタバタと暴れています。

ん なんだあれ・・・   えっ? あれってガードレールじゃん!!

ウソでしょ、やめてよ、お願いだからボクの車のボンネットには落ちてこないでよ、フロントガラスが割れたりしたらどうなるんだ・・・ぎゃーーー!!

もう ドキがムネムネで お尻に触手が生えてきそうなくらいモゾモゾ落ち着かない状態で、「神様 仏様 お願いだから あのガードレールを早くもっと先まで飛ばしてください」と本気でお祈りしてしまいました。

いったい何分ぐらいだったのか、かのガードレールはしばらく路線バスの窓と戯れたあと、また次の突風にのって冒険に出かけてくれました。

良かった、祈りが通じてとりあえずここは被害もなくクリアーすることができました。
はぁぁぁ  先は長いぞ・・・どうなるんだろう・・・

じりじりと亀の歩みで車は進み、空港通りとの交差点で左折してからは少し車の流れが早くなり、次の関門は庚午大橋です。

いやいや驚いた、あんな天気の中、それでも自転車押しながら歩いている人が2人もいました。

車に乗っててもグラグラ揺れてる気がするくらい、海から直接吹きつける風はとんでもない強さだというのに、なんなのでしょう あの人たちは・・・
カッパを身につけているので性別は不明でしたが、すごい根性です。
風に吹かれて時々ガードレールと自転車の間に挟まれたり、転んだりしそうになりながらも着々と少しずつ前進して、車より早いんだこれが。
あきれるのを通り越して、ちょっと尊敬しそうになってしまいました。

で で おろかなボクは、庚午大橋を渡り終えたところでついいつもの習慣通り、商工センターに向けて左折してしまったのでした。
なんたる失策!!
よりによって一番危険そうな道を選ぶなんて・・・・

と悔やんでももう遅い、あとはひたすら走り抜けるしかありません。

こんな道を走る物好きはあまりいないはずなのに、なぜか車はひどくノロノロとしか進まず、時々止まってしまうのはなぜかなぁ・・・と思っていると、突然 目の前に 白い大きな塊が飛んできました!!

ふたたび ギャー!! とわめきながらブレーキを踏み、フロントガラスに迫ってくる塊の恐怖に耐えかね、ハンドルに顔を伏せて衝撃の瞬間に備えたところ、白い塊は「ドン」という少し重めの音をボンネット・フロントガラス・天井に残して ホップ・ステップ・ジャンプをしたあと次なるターゲットにむけて飛んでいってしまいました。

なんだったんだろう・・・
恐怖に少し麻痺しかけた頭にようやく浮かんだのは、船を止める巨大な発泡スチロールのウキでした。
ああ そうか、発泡スチロールだったんだ、じゃあ多分疵はついていないな。
良かったな・・・

なみだ目になりながら、ようやく商工センターに入り、残り5分ほどはほとんどなんの問題もなく走り抜けて、9時前ころにようやく自宅にたどり着いたのです。


ここからがおかしかった。
我ながら、人間 究極の時には何をするかわからんとホントにおかしかったけど、多分あのときボクは あまりの恐怖にパニックになっていたんだと思うのね。

すでに停電で真っ暗になった家にたどり着いたボクは、いきなり電話に走り、新潟の実家に電話をかけたのでした。

で 母親が出たとたんに発した言葉が
「お母ちゃん こわいよう~!」 
 だったのでした。  (((>_<))) <爆>

でもウチのお母ちゃんは冷たかった。
すごーーく冷たい声で 「もしもし、もしもし、 どなたですか?」だって。

がっくり来ながらも、おかげでパニックから醒めたんだから まあ 正解だったのかもしれないけど、なんだかやりきれなかったなぁ。

当時の亭主にも、「台風が過ぎるまで会社にいればよかったのに」とあっさりいなされたしなぁ・・・ ああ あの苦労と恐怖はなんだったの・・・

てなわけで 長い長い思い出話でしたが、ボクは台風にはちょとしたトラウマがあるのです。
あれだけの思いをした割には ケガもなく、車に1つの疵もなく 済んだのは不幸中の幸いでした。

皆さん 台風の時は 無理をせず、タカをくくらず、十分用心してくださいね。
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by hirfi | 2004-08-30 18:04 | びっくり!