日本語なるほど塾
2004年 07月 17日
ついさっき、あまりTVを見ないボクが珍しくTVをつけて、何気なくチャンネルを変えていたときに目に付いたのが、NHK教育TVの「日本語なるほど塾」。
天野祐吉さんというコラムニストとアナウンサーのおば様が、テーマに基づいた映像を追いながらあれこれ20分間しゃべる短い番組だったけど、なんとなくこれに惹きつけられて見てしまいました。
今日のテーマは「広告と流行語のあいだ」。
この中で 天野さんの感性がおもしろいと思ったのが、今の日本人は、人が言葉を発した時にこめるニュアンスが読み取れなくなっている・・・言葉は、「音」が大切で、「音」に思いの全てが込められている・・・ということばでした。
彼が今のCMの中で最も気に入っているのが、JRの
そうだ
京都
いこう
という一連のシリーズだそうです。
この 「そうだ」 という言葉の「音」に込められたなにげない感じ、忘れていた大切なものをふと思い出した感じ、これが 言葉の洪水・論理で相手をねじ伏せるような現代日本を、ぢつは痛烈に批判し、忘れていた何者かに帰ろうと呼びかけているんだ!
というのがまあ 今日のこの番組で一番彼が言いたかったことのようでしたが、結構これってボクの心の琴線に触れちゃったかな・・・という感じだったのです。
表面的な字面より、それをどう「音」として表現するかで、その人の言いたいことってまるきり変わるよね。
ボクはそれがちゃんと受けとめられているのだろうか?
字面=言葉そのものに囚われて、大切なそこんとこを聞き取りそびれちゃっていることが多いんじゃないかなという気がします。
最近 コミニュケーションがうまく取れない人が多いけど、その原因の1つにこれがあるのかもしれない・・・
とか 考え始めたら 止まんなくなっちゃったなぁ。
日本語っていいよね。
ボクは大好きです。
ボク自身は、端的にものを言うのがヘタで、必要以上に言葉を尽くして説明しすぎる傾向があるけれども、 例えば俳句や短歌のように 短い言葉に様々な思いをこめられるって すごく素敵なことだと思いません?
この狭い日本という国にしかなくて、世界でも類を見ないほど難解だという説もある言語だけれど、この美しい言葉を操る国に生まれて良かったなぁ・・・って いつも 思います。
自分がもっと流麗にことばが操れたらいいんだけどなぁ。
イマイチどころか イマサン くらいなのが残念ですね。
天野祐吉さんというコラムニストとアナウンサーのおば様が、テーマに基づいた映像を追いながらあれこれ20分間しゃべる短い番組だったけど、なんとなくこれに惹きつけられて見てしまいました。
今日のテーマは「広告と流行語のあいだ」。
この中で 天野さんの感性がおもしろいと思ったのが、今の日本人は、人が言葉を発した時にこめるニュアンスが読み取れなくなっている・・・言葉は、「音」が大切で、「音」に思いの全てが込められている・・・ということばでした。
彼が今のCMの中で最も気に入っているのが、JRの
そうだ
京都
いこう
という一連のシリーズだそうです。
この 「そうだ」 という言葉の「音」に込められたなにげない感じ、忘れていた大切なものをふと思い出した感じ、これが 言葉の洪水・論理で相手をねじ伏せるような現代日本を、ぢつは痛烈に批判し、忘れていた何者かに帰ろうと呼びかけているんだ!
というのがまあ 今日のこの番組で一番彼が言いたかったことのようでしたが、結構これってボクの心の琴線に触れちゃったかな・・・という感じだったのです。
表面的な字面より、それをどう「音」として表現するかで、その人の言いたいことってまるきり変わるよね。
ボクはそれがちゃんと受けとめられているのだろうか?
字面=言葉そのものに囚われて、大切なそこんとこを聞き取りそびれちゃっていることが多いんじゃないかなという気がします。
最近 コミニュケーションがうまく取れない人が多いけど、その原因の1つにこれがあるのかもしれない・・・
とか 考え始めたら 止まんなくなっちゃったなぁ。
日本語っていいよね。
ボクは大好きです。
ボク自身は、端的にものを言うのがヘタで、必要以上に言葉を尽くして説明しすぎる傾向があるけれども、 例えば俳句や短歌のように 短い言葉に様々な思いをこめられるって すごく素敵なことだと思いません?
この狭い日本という国にしかなくて、世界でも類を見ないほど難解だという説もある言語だけれど、この美しい言葉を操る国に生まれて良かったなぁ・・・って いつも 思います。
自分がもっと流麗にことばが操れたらいいんだけどなぁ。
イマイチどころか イマサン くらいなのが残念ですね。
by hirfi
| 2004-07-17 00:05
| 自己啓発