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広島のぷくっとした食いしん坊のおいしい日々です


by hirfi
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日本海の夕焼け

広島ですっかり仲良くなっていた友人のシドちゃんが、北海道にUターンして独立しました。

なんと 広島⇒札幌 2,200キロ以上に及ぶ長旅を一人車を運転して、あちこち挨拶回りしながら移動していたようで、その様子が 全国各地のうまいもの情報 と一緒にブログになっていてとてもおもしろかった。
仙台から秋田へ

で、トラバしたこの日、彼は今までの太平洋側コースからなぜか日本海側に抜けているのですね。

この日本海の夕焼けが懐かしい!!

プロフィールにも書いてますが、ボクは三重県松阪市で生まれて3ヶ月で新潟県の直江津(現在の上越市)という町の隣にある大潟町というところに引越し、高校卒業までと、24歳~26歳の3年間を過ごしました。

今もこの町に両親と姉の一家が住んでいるし、ここがボクの故郷です。

で 女の子のクセにめちゃめちゃヤンチャ&お転婆だった小学生の頃のボクは、外を遊びまわってちっとも家に帰らないもんだから、母親に

> 門限を日が沈むまでにします。
> それまでに帰ってこなかった家に入れない!!

という恐ろしいルールを決められてしまったのです。

以来 沈む夕日と必死で追いかけっこする毎日が始まりました。

夕日は、沈み始めるとなぜか加速度がついたかのようにスピードを上げて、みるみる海に姿を隠していきます。
油断してまだ大丈夫だろう・・・とのんびりしていると、ほんのちょっぴりの間に半分以上が水平線に沈んでいることも度々です。

なにせ広い田舎で防風林やら砂浜やらまで出かけていって遊んでいるんだから、家まで結構距離があって遠い遠い・・・ (=_=)

短距離は苦手だったけど、長距離なら学年10位前後に食い込めていたのは、この毎日の夕日との追いかけっこのおかげかもしれません。

こんな毎日を過ごしたおかげで、それまであまり気にしていなかった 海に沈む夕日 がボクにとって特別なものに変わっていって、大好きな原風景になりました。

とても懐かしくて大好きな景色に出会えて嬉しかった。
シドちゃん ありがとネ!

P.S. 
今にして思えば、ちょうど拉致被害が多発していた頃の新潟の海岸でした。
「怖いおじさんに攫われるから、海岸に言ってはいけない」 と 母親が口を酸っぱくして言っていたのは本当だったのですよね。
いやはや 攫われなくてよかったなぁ・・・  (^_^;)
by hirfi | 2005-10-11 17:41 | 大好き!!