恋人よ・・・by 野沢尚
2005年 07月 24日
いやぁ 泣いちゃいました。
野沢尚さんの「恋人よ」というかなり長めの小説です。
幻冬社文庫から上下2冊組みで出ているんだけど、下巻の90%はずっと泣きながら読んじゃいました。
あまりに泣くもんで鼻水までダラダラになるし、読みにくいし、目は腫れるしでもう大変。
小説・コミック・映画にドラマと何を見ても読んでも感情移入が激しいボクはすぐに泣いてしまいますが、ここまで泣いたのは久しぶりです。
同じ日、同じ時間にかの椿山荘で結婚式を挙げる2組の夫婦の結婚式当日から始まって、一見平和で幸せな2組の家庭の裏にドキドキハラハラがいっぱい隠れているのです。
恋愛・家族・不倫・裏切・・・そして後半は意外な展開で、全680ページほどを一気に読んでしまいました。
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作家であり、映画やドラマの脚本家としても大活躍された野沢尚さんという方を意識したのは、昨年6月、彼が自殺したというニュースが流れた時でした。
「破線のマリス」という小説があることは知っていたけどなんとなく読む機会がなくて、その作家にも興味を持ったことがなかったんだけど、大活躍しながらも自殺するほど繊細な神経な持ち主はどんな小説を書くのだろう・・・?
というかなり不謹慎な好奇心から最初に手にしたのは、当然一番有名だった「破線のマリス」。
そう、まんまと出版業界の罠にはまってしまったのです。
この本を読んだ衝撃も、マイブログに書いてましたね。。。
その後 次々と野沢さんの小説が文庫化されるのを順次読むうちに、いつの間にかすっかりファンになっているボクです。
ちょっと屈折した暗いものを内に抱えてる気配を漂わせながら、抜群の文章力+表現力に加えて、いつも2ひねり半くらいされている構成力に圧倒されます。
そして、文章がすごくいいのね。
この人は日本語がすごく好きだったんだろうなぁ・・・っていう気がしてしまう。
本ばかりでなく、映画のほうも今度は見てみようと思っている近頃のボクなのです。
野沢尚さんの「恋人よ」というかなり長めの小説です。
幻冬社文庫から上下2冊組みで出ているんだけど、下巻の90%はずっと泣きながら読んじゃいました。
あまりに泣くもんで鼻水までダラダラになるし、読みにくいし、目は腫れるしでもう大変。
小説・コミック・映画にドラマと何を見ても読んでも感情移入が激しいボクはすぐに泣いてしまいますが、ここまで泣いたのは久しぶりです。
同じ日、同じ時間にかの椿山荘で結婚式を挙げる2組の夫婦の結婚式当日から始まって、一見平和で幸せな2組の家庭の裏にドキドキハラハラがいっぱい隠れているのです。
恋愛・家族・不倫・裏切・・・そして後半は意外な展開で、全680ページほどを一気に読んでしまいました。
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作家であり、映画やドラマの脚本家としても大活躍された野沢尚さんという方を意識したのは、昨年6月、彼が自殺したというニュースが流れた時でした。
「破線のマリス」という小説があることは知っていたけどなんとなく読む機会がなくて、その作家にも興味を持ったことがなかったんだけど、大活躍しながらも自殺するほど繊細な神経な持ち主はどんな小説を書くのだろう・・・?
というかなり不謹慎な好奇心から最初に手にしたのは、当然一番有名だった「破線のマリス」。
そう、まんまと出版業界の罠にはまってしまったのです。
この本を読んだ衝撃も、マイブログに書いてましたね。。。
その後 次々と野沢さんの小説が文庫化されるのを順次読むうちに、いつの間にかすっかりファンになっているボクです。
ちょっと屈折した暗いものを内に抱えてる気配を漂わせながら、抜群の文章力+表現力に加えて、いつも2ひねり半くらいされている構成力に圧倒されます。
そして、文章がすごくいいのね。
この人は日本語がすごく好きだったんだろうなぁ・・・っていう気がしてしまう。
本ばかりでなく、映画のほうも今度は見てみようと思っている近頃のボクなのです。
by hirfi
| 2005-07-24 08:57
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